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映画：インディ・ジョーンズ　クリスタル・スカルの王国

あらすじ：
旧ソ連が台頭した1957年代の冷戦時代を背景に、超常現象的な古代の遺物を求めたインディの新たな冒険が始まろうとしていた。彼が探し求める秘宝とは、ヒーリングのパワーや宇宙の神秘を紐解く力を持つというクリスタル・スカル。言い伝えによれば、黄金に輝き死者たちから守られていた消え去ったアマゾンの伝説の都市から盗まれたクリスタル・スカルを神殿に戻した者は神秘のパワーを手にすることができるというのだ。その伝説を信じるロシア軍の指揮官スパルコはインディを捕らえ、スカルの捜索を強要する。
インディ・ジョーンズ　クリスタル・スカルの王国公式サイトより引用

感想：
シリーズ第三作目になる前作”インディ・ジョーンズ 最後の聖戦”から、20年近い歳月を経て、インディーがスクリーンに帰ってきた！

あのテーマソングを聴くだけでワクワクするのは俺様だけではあるまい！渋みが増したハリソン・フォードは言うに及ばず、第一作である”失われたアーク＜聖櫃＞”（81）のマリオン役、カレン・アレンも登場して物語りは思わぬ展開を見せる。そしてインディー（ヘンリー・Jr）の机の上にはあの人の写真が・・・。

近年、冒険活劇としては、ニコラス・ケイジ扮する歴史学者兼冒険家が謎を解明し、宝物を探し出す”ナショナル・トレジャー”が人気だが、スケールの大きさはこちらに軍牌が上がるだろう。

銃弾飛び交う中を潜り抜け、古代人の大掛かりなトリック、がけっぴちのカーチェイスなど、ハラハラ、ドキドキと、これぞスペクタクル映画の真髄といった感じだ！多少行き過ぎのところはあるが、それもよしと思えるところが、このシリーズの魅力のひとつかもしれない。

従来のインディ・ファンだけでなく、スペクタクル好きにはお勧めの映画だ。

また、この映画の最大のテーマであるクリスタル・スカル。実は映画のように、マヤ文明時代のものも含めて、世界中に水晶で作られた、本物のクリスタル・スカルが十数個も存在するらしい。（写真でそのひとつを見たが”エイリアン”ぽくなく、どちらかというとユーモアのある顔だちである。）しかし、これらはいつ、誰が、なんの目的で作ったのかは解明されていないのだ。

それを踏まえて、この映画を観れば、神秘的な映画のイメージがさらに広がるのではないだろうか？

まあ、それは抜きにしても、ぜひ大スクリーンで観てほしい映画だ。

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