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映画　ウォーリー

あらすじ：
西暦2700年の地球。宇宙に逃れた人間が残したゴミを、700年もの間片付け続ける“地球型ゴミ処理型ロボット”WALL・E（ウォーリー）。ある日、地球にイヴという名のピカピカのロボットが現れた。ずっと孤独だったウォーリーはイヴに恋をするが、イヴが宇宙船にさらわれてしまい……。シネマトゥデイ

感想：
まあ、ピクサーアニメの映像のすばらしさは、いまさら言うまでも無いだろう。
そして、700年間もの長い年月、たった一人（一台？）で活動してきたロボットの恋愛物語という設定に、まず興味を引かれた。

前半の、廃墟と化した無残な姿の地球で、孤独に活動を続けている、愛くるしいウォーリーの姿に、癒される思いがしたのはおじさんだけではあるまい！

しかし、物語はロボットの恋愛活劇にとどまらず、宇宙を舞台に、人類の進化の謎を握る冒険劇へと展開してゆく・・。

これまでのピクサーアニメの中で、傑作だという呼び声も多いのはうなずける出来だと思う。
親子でも恋人同士でも、また、ひとりでこっそりと、とにかくお勧めの一本だ！

また、この作品が製作される過程で、こんな和やかな出来事もあったという・・・。

アメリカ人の女性が、この映画の予告編を見て、WALL・Eのあまりのかわいさに感動し、泣いている自身の様子をユーチューブで公開したところ、このビデオが評判になり、これをみたピクサーのスタッフと、彼女はメールの交換をするほどの仲になる。

そしてWALL・Eが完成し、サンフランシスコで行われた打ち上げパーチィーに、ボーイフレンドとともに招待されたそうだ。

この映画の製作中、疲れきっていたスタッフが、この女性のビデをオ見て”自分たちの方向性は間違っていない”と確信し、勇気付けられたということだ。

インターネットにより、映画もタダ作る側と、見る側とに単純に分かれるだけでなく、このように双方が影響しあい、よい映画が生まれてゆく時代になったのかもしれない。

とにかく、老若男女誰にでもお勧めできる映画であることは間違いない！

ちなみに、アメリカ女性（コート二ーさん）の泣いている映像はこれ↓

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