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映画:The Painted Veil

The The Painted Veil - Trailer

The Painted Veil
原題:The Painted Veil
2005年 中国、アメリカ合作
監督: ジョン・カラン
出演:ナオミ・ワッツ
   エドワード・ノートン
The Painted Veil公式サイト 

あらすじ
1920年のロンドン。周りに押され、あまりに唐突に結婚してしまったキティ(ナオミ・ワッツ)・・・。生真面目で無口な細菌研究者の夫、ウォルター(エドワード・ノートン)とともに、上海に赴任早々、キティーは浮気に走ってしまう。それに気ずいたウォルターは離婚を促し、彼自身は地方へ移住することをキティーに告げる。そして浮気相手にも取り合ってもらえないキティーは、ウォルターと移住するが、そこはコレラが蔓延している危険な地域だった・・・・。

感想
奈緒美~、イヤ違う!直美ぃ、、。尚美ーでなくてナオミ!そうナオミ!好きだぁ~っ!
はぁ~っ、はぁ~っ、いや、興奮して失礼。
そう、ナオミ・ワッツ見たさにこの映画を観ました。文句あっか!
それはさておき映画のほうは、キティーに一目ぼれし、求婚した生真面目で不器用なウォルター、そしてなんとなく楽しく生きてきて、なんとなく結婚したといった感じのキティー。 この二人の対比が面白いが、この映画はけしてそんな単純なラブコメディーなどではない。 とにかく暗い、暗い、暗い~!ウォルターの性格からキティーの悪行(?)、そして疫病に苦しむ時代背景などなど、盛りだくさんに根暗な映画といえる。
しかし、そんな中、村に生活用水路を設置して騒いだり、子供と歌を歌ったり、二人で船でデート(?)したり、こんな状況でも人間、何かしら楽しく暮らしていけるのかな・・?となぜか関心したりしてしまった。

物語は二人の、というか、どちらかといえばキティーを軸に進んでゆくが、彼女のさまざまな内面的葛藤を、ナオミ・ワッツが上手く演じきっていると思う。コレラとアヘンに埋もれた貧民生活、そういった世紀末的状況のなかで、彼らは何を想い、何を感じていたのか?そして終盤、ロンドンを立つ前とは明らかに違う、キティーのその成長ぶりが、なぜかすがすがしく感じられた。見ごたえのある映画だと思う。

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